ここにメッセージを入れることができます。

(1) 工程部品表(FBOM)の作り方
(2) スケジューラーと組み合わせたシミュレーション(なりゆきスケジューラー)
(3) 概念データモデル(CDM)を学ぶ
(4) 新たな価値を創造する手法(ConForM)


のスペック

準備中です。


・KDDI(第二電電と国際電電、IDOの合併に伴うシステム統合支援)
・JFEスチール(川崎製鉄と日本鋼管の合併に伴うシステム統合支援)
・大手製造業B社モールド工場(個別受注設計生産)のAPS構築支援
・小企業F社のスチールドア工場(多品種・少量生産、個別受注生産)のAPS
  APS:先進スケジューリングシステム


MASPアーキテクチャ

ビジネス用の情報システムの構築や整備のための「技術様式」です。
多仕様や受注設計生産など、日本の製造業が得意とする製造ビジネス様式を想定しています。
規格品大量生産にも簡単に対処できます。
情報システムに関する国際標準に準拠することが肝要です。基本ソフトウエア類や、ミドルウェア類は一般に国際標準に準拠しています。特定のIT商品に利用者が囲い込まれ、不利益を被らないよう国際標準は設定されます。
国際標準は、ITの発達を方向づけしています。足りない所は、IT利用者が工夫して補う必要があります。
MASPはそのような努力を重ねてきました。
基本中の基本はEA(Enterprise Architecture)です。米国連邦政府は、様々なIT業者に囲い込まれ、硬直化した州政府の情報システムをEAに沿って統合し、連邦政府の情報システム構築に成功しました。
日本でも電子自治体、電子政府がEAの取り組みを進めています。

ビジネスと情報システムの整合

EA : ビジネスと情報システムの整合を図る考え方
BA : Business Architecture
 ビジネス組織は、それぞれに独自のビジネス技術様式を持っています。
DA : Data Architecture=ビジネス技術様式を写し取るデータ様式
 ビジネス組織が関心を持つ物事の事実をあるがままに捉えるデータ仕様です。
AA : Application Architecture=DAの実現手段としてのアプリケーション様式
 データ仕様に実現手段として業務用ソフトウエア/システムの技術様式を企画・設計します。
TA :Technology Architecture =ITや市販ソフトウエアの選択基準
 DAとAAの実現手段として、ITやソフトウエア商品を選択し、使い分けます。
 進化・変化し続けるビジネスに合わせて情報システムを進化させます。

情報システムの保守(変更・改良・拡張・縮小・復元)の容易性向上
現行のソフトウエア技術には、保守の容易性に関する配慮が致命的に欠けています。
 = ソフトウエア技術者でなければ、ソフトウエア/システムを保守できません。
 ⇒ 情報システムの層構造化(MASP独自のアイディア)

情報システムの保守性と情報品質保証

保守性と情報品質のパラドックス
 情報が正しくなければ、働く人や機械(IoT機器など)は誤作動します。
 ビジネスが変化したとき、情報とシステムを素早く変更しなければ、情報品質が劣化します。
 システムの変更を素早く行おうとすると、ソフトウエア技術者不足の壁に突き当たります。

情報品質を保証する方策や仕組みはあるでしょうか?
ソフトウエアやシステムの保守性を抜本的に向上させる方策はあるでしょうか?

日本の情報産業の現状
 IT業者は、保守費用で持続的に収入を得ることができます。
 「データ作成はユーザの責任」として、情報品質保証への配慮は省くことができてしまいます。

MASPアーキテクチャ考案の背景

ビジネス・アーキテクチャの層構造とビジネスデータの層構造
 ビジネスに関する技術、技能が存在します。
 ・技術データ管理層
  その技術・技能に基づいてビジネスを企画し、必要な物資・装備を用意する。(ロジスティクス)
 ・モノの調達・供給計画と現物管理層
  物資装備を戦術的に活用してビジネス活動を行い、目標達成を図る(タクティクス)
 ・ビジネス活動計画(スケジューリング)と、実績把握装

層構造に適合するようアプリケーションを層構造化
 技術データ管理(統合工程部品表管理)エンジン“FBOM”
 供給計画エージェント
 「なりゆきシミュレータ」とeco²(作業指示・実績採取部分)

システムの保守性向上策

計画系アプリケーションはマスタデータを参照して作動します。
供給計画やシミュレータの作動は、マスタデータに従います。
作業に必要な設備、機械、技術者、あるいは加工時間などをマスタデータとして管理すれば、類似製品についてはそのまま対処できます。
加工時間などが、材料の点数(量)によって変化するといった場合は、マスタデータに計算式を保持するなど、システム変更に頼らない運用が可能です。
作業方法の改善なども、マスタデータの変更で対処できる場合が多くなります。

情報品質保証